聴診器

1.各部の名称

pageTop

2.各部の機能

耳金具/イヤーチップについて

耳金具の角度調整は、左図のようにバイノーラルの金具部分をしっかり握り、イヤーチップのついている金具を回すように角度を調整してください。人間一人一人の外耳口の向きは異なるので、人それぞれの角度調整が必要です。
また、イヤーチップはスクリュー式になっているので交換は、時計周りにイヤーチップ本体を金属から回すように取り外してください。

外耳口は後頭部側から顔側に向かって通っているので、耳金具は正面からみて「カタカナのハ」の字の状態で、耳に装着するようにしてください。 また、イヤーチップには固い素材、柔らかい素材、各種のサイズのイヤーチップをご用意しております。また、ハードとソフトについてはお好みでお使い頂くことをお勧めします。

  

耳金具の圧着具合の調整につきましては、始めきつめに設定されているので、左図③-1のようにバイノーラルの根元をもって、御自身の頭頸部にあった幅に調整してください。もし万一、幅を広げ過ぎた場合には、③-2のように根元をギュッと握って頂くと、また幅が狭くなります。(バイノーラルの根元に形状記憶合金が入っています)

チェストピースについて

チェストピースは聴診器において非常に重要な素材で、ウェルチ・アレンの聴診器チェストピースはエリート、プロフェッショナルがステンレス鋼製、ハーベーDLXは真鍮製です。聴診器自体が少々重くなりますが、金属比重が高いほど音が吸収されにくく、耳までクリアに音が届くようになり、煩雑な臨床現場でもしかりと聴診して頂けます。
チェストピースがプラスチックの製品などは、軽いですが音が吸収されてしまうのでお勧めできません。

コルゲート(波型)ダイヤフラムについて

コルゲート(波型)ダイヤフラムは振動面積を広げ、より微細な音を聴こえやすくします。また、極度に痩せてしまった患者さんなど、しっかりとチェストピースの膜側が密着しない患者さんでも、凹凸のあるコルゲート膜の一部が密着し、音の収集をよくするため、ウェルチ・アレンの聴診器には、全てこのコルゲートダイヤフラムがついています。お好みに合わせて通常のダイヤフラム、コルゲートダイヤフラムをお使いください。

チューブについて

ウェルチ・アレンの聴診器は、ハーベーDLX、エリートがダブルチューブ、プロフェッショナルはとシングルチューブとなっています。どちらも外見では一本のチューブに見えますが、ダブルチューブは2本のチューブが一体化したチューブとなっています。チューブ自体の壁も厚く、無駄な振動がすくない状態で両耳に音が運ばれるため、音の減衰が少なく、シングルチューブに比べてより聴こえやすい設計となっております。
どちらのチューブの素材もPVC(ポリビニルクロライド=塩化ビニール)です。ラテックスフリーなのでゴムアレルギーの方にも安心してご使用いただけます。

pageTop

3.お手入れ方法

消毒方法

チェストピースやイヤーチップ、バイノーラルなど、アルコール清拭をお勧めしています。特にイヤーチップは耳垢などが付着する機会が多いのでこまめに拭いて落としてください。また、持ち運びの際に聴診器を長時間首から下げておりますと皮脂などの影響でチューブが固くなり、ひび割れることがあります。長時間の皮膚への接触は避けるようにしてください。

pageTop